下手な鉄砲の弾は高い：海の青・空の蒼・地の碧　Ⅱ：SSブログ

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下手な鉄砲の弾は高い　[日常] [編集]

はははははは・・・・・orz

大学センター試験方式というのは
便利なように見えて親には辛いシステムだと思う。
なんでも、センター試験で指定された科目を受験すれば
その成績のみで合否判断してくれる学校があるのだそうだ。
共通一次世代には考えられないようなシステムで
どうかすると受験する大学に一度も足を踏み入れないままに
入学を決めることがあるのかもしれない。

でもまあ受験にあたってはいろいろ調べたのだろうし
遠隔地にあれば簡単に下見にも行けないから
それはそれで受験生にとってはいいのかもしれない。
一度のセンター試験でやり用によってはいくらでも出願できる。
なんせ実際に出向いて受験するわけじゃないのだから
調査書だの何だの揃えて送れば終わりである。
ここはちょっと難しいかもしれない・・・いやまず無理だろう・・
なんて思っても、労力が限りなくゼロとなったら
とりあえず出願してみようか･･なんてことになってしまう。

たまったもんじゃないのは親のほうである。
なんといっても大学の受験料はお高い。
そりゃあもう、びっくりするほど・・・
それでも実力に不備のある子の親としては
これはもう数打てば当たる方式に頼るほかはなくなる。

どこでもいいというわけではない。
どの学校も我が子が我が子なりに調べて
親のほうもパコパコとPCなんぞ叩いて
赤本なるものもチラ見して、
確かにここはこの子が学びたいことが学べるだろう、
なんて納得して選んだ学校である。
学びたいことが絞り切れていないから数が増えるといえば
身も蓋もないのだけれどそこはあえて
興味の対象が広くてけっこうと取る辺りが親ばかである。

かくして、我が家の薄い財布から本日も何人かの諭吉が旅に出た。
まったくもって下手な鉄砲の弾は高い。
せめてひとつぐらい中ってくれよ・・・と祈るばかりである。