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『居酒屋ぼったくり おかわり!』&文庫8巻刊行  [小説のこと]

宿題終わらず居残り。

昨日、大阪より帰宅。
二泊三日で帰着するつもりだったけれど
予定が消化できず延泊。
なんというか……あほだな。
お陰でまたしても刊行予告がぎりぎりになっている。
とはいえ、ぎりぎりの理由は延泊だけではない。
要するにあれだ……こっぱずかしいってやつ。

なんだかんだで10巻で完結予定が11巻までずれこみ
(これは完全書き下ろしとなった3巻のせい)
挙げ句の果てに『おかわり!』……
さすがに引き際が悪すぎてお知らせしづらい。
本当にもう、宿題終わらず居残り そのもの。
それでもブログにすら書かないというのはあんまりなので
ひっそりとご報告

『居酒屋ぼったくり おかわり!』 11月28日発送  はい、明日です!
『居酒屋ぼったくり8 文庫』     〃

おかわり! の書影はこんな感じです。

居酒屋ぼったくりおかわり.jpg



番外というか、その後もちらりのお話です。
お見かけの際はよろしくお願いいたします。


それから、『ひとり旅日和』(KADOKAWA)増刷となりました。
お求めいただいた方、本当にありがとうございます。
ものすごく楽しんで書いただけに、その楽しさが伝わったのかもしれないと
大喜びしております。


そして、『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇』大阪公演無事終了しました。
お笑いの聖地大阪で、たくさんの方に笑っていただけて感無量です。
笑い声が湧くところが、東京公演とは微妙に違っていて興味深かったです。
とはいえ、私は土曜の昼はテレビで松竹観て、吉本観て、の人でしたから
大阪の笑いどころのほうが納得しやすかったことは確かです。
(やっぱりねえーなんて感じです)
いずれにしても、皆様の笑顔は、CASTとスタッフの元気の源。
本日より博品館公演が始まりますが、引き続きよろしくお願いいたします。

ということで諸々でした。
とっぴんぱらりのぷう。



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舞台『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇』初日 [小説のこと]

舞台はみんなで創るもの。

昨日は昼過ぎから日付が変わるころまで大手町にいた。
なんで? というのはあまりにも愚問。
もちろん、そこに日経ホールがあり
『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味篇』が
めでたくも賑やかに初日を迎えたからだ。

なんでも舞台には『ゲネプロ』というものがあり
(本番直前の最終リハーサルとのこと)
関係者は見せていただくことができるらしい。
前回は参加することができなかったけれど
今回はのそのそと参上。
観客席ががらがらの状態でゆったりと拝見した。

その時点で私は、『ゲネプロってすごくいい!』と
思ってしまった。
なぜならそこにいるのはすべて関係者で
秋川なんて壁の染みみたいなもの。
好きな席からだらりらりんと観ていられる。
この気楽さときたら……という感じ。
リハーサルといえども気合いは本番と同様だし
CASTはみんな本当に一生懸命演じていた。
もうこれで十分、本当に素敵な仕上がり……と感動しまくり
余は満足じゃ、あとは余韻を大事に帰って寝ちゃおうか、と思ったほどだ。

でもね……どこかの男子高校生以上にお馬鹿な原作者は
またしても暴挙に出て、手元には既にチケットがあった。
(うんそう……『ファミリークラブ』とか入ってるやつね)
さすがにコレを無駄にするのはなあーということで
ゲネプロ終了後四時間を東京駅界隈をうろうろしまくって潰し
開場を待ってふたたび日経ホールへ。

そして迎えたガチの初回公演。
はっきり言わせてもらうと、ゲネプロとは全然違った。
なにが違うってCASTさんたちの目の輝きが段違い。
もうねえ……きらっきら。
空席ばかりの会場だとしても、彼らは全力で演じる。
だけど、そこに『観てくださる人』がいるといないとでは
ぜんぜん、ぜんっぜんっ、ぜーーんぜーーん!(やかましい!)違うのだ。
小ネタのひとつひとつを見逃さず、素直に反応して爆笑してくださるお客様。
そのおかげで、彼らは『よっしゃー!』感をどんどん膨らませ、
一挙手一投足がさらにきれっきれで鮮やかに。
そして私は今更ながらに気付かされる。
そうか……彼らは『観られる』ために存在する人たちなんだ。
観てくださる人が多ければ多いほど輝きを増す。
ゲネプロと本番が違うのは当たり前じゃないか、と……

彼らの輝きは彼ら自身の努力で作られてきたものだ。
それは間違いじゃないし、否定なんてできない。
それでも、お客様のはじける笑顔が、あふれる歓声が、
彼らにさらなる力を与える。
彼ら自身の輝きと、お客様から送られるエールという名の光で
まばゆいばかりの舞台が完成する。

昨日の日経ホールもそんな舞台だった。
夜の舞台だったから、仕事や学校を終えて駆けつけてくださった
お客様も多かっただろう。
終演後、リピーターズチケットを求めるお客様の列は階段の遥か上まで続き
皆様お疲れのはずなのに……と申し訳なくなるほど。
(実は私も並ぼうかと思ったのだが、さすがに顰蹙です、と止められた……くすん)
一度観た舞台をすぐまた観たいと、時間を割いて並んでくださる。
本当に嬉しいし、ありがたいし、お礼の言葉もない。
舞台はCASTとスタッフ、そしてお客様が力を合わせて作るもの。
がらがらのゲネプロを観たからこそ、気付くことができた事実である。

これから日経ホール、松下MIPホール、そして博品館劇場と公演は続く。
CAST、スタッフはもちろん、来てくださるお客様おひとりおひとりにとって
とにかく楽しい日々でありますように。
怪我なく、元気に走り通せますようにと、心から願っている。

それと……
またしても原作が行方不明すぎて、
秋川大丈夫か? とご心配くださっている優しい皆様。
どうか今一度、原作をお読みください。
そして壇上の彼らをご覧ください。
どこかに違和感を覚えますか?
キャラがぶれていると感じますか?
原作ならこんなこと言わねえ!
なんて台詞がありますか?
少なくとも私はそう思いません。
不遜を承知で申し上げれば
多少ストーリーが変わったところで
秋川が作ったキャラは壊れません。
『放課後の厨房男子』の世界観はしっかり守られています。
その世界観が揺るがない限り
どんなエピソードが持ち込まれようが『放課後の厨房男子』なんです。
原作にないエピソードや登場人物は世界をさらに広げてくれます。
秋川が『原作が跡形も~』と言うのはあくまでも受け狙い(をい!)
本当に台無しになってると思ってたら、差し違えても止めてます。
こう見えて、やんちゃなんです秋川は。
だからご安心を……

ということで、舞台を語るとどうしてこんなに長いんだ! なブログでした。
とっぴんぱらりのぷう。



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